【坂戸市】一つの時代に終わりが・・・残念ながら『元家うめのや 坂戸店』が閉店されることがわかりました。
坂戸市八幡にある、らーめん・つけ麺店「元家うめのや 坂戸店」が、残念ながら2022年11月3日(木・祝)をもって閉店されることがわかりました。今回の閉店にあたり、店主の石島泰志さんにお話を伺ってきました。
【閉店のお知らせ】
2001年の創業以来、20年以上に渡り営業を続けて参りましたが、この度2022年11月3日を持ちましてその歴史に幕を降ろす事と致しました。
残り1ヶ月スタッフ一同渾身の一杯をご提供いたしますので、最後の『すすり』にご来店頂きますようお願いいたします!#閉店#うめのや#坂戸 pic.twitter.com/l5Jj7Wh9Xq— うめのや坂戸店 (@umenoyasakado) October 2, 2022
「元家うめのや」は、2002年12月25日に坂戸市にっさい花みず木にて、にっさい本店を創業されました。当時は、まだ今のようなラーメンブームとは程遠く、つけ麺を提供するお店も今ほど多くはなかったとのことです。
その後、2004年12月1日に2号店となる坂戸店をオープンされ、約20年渡って坂戸市の老舗らーめん・つけ麺店として営業をされてきました。その間、お店のメインメニューである「京都甘露醤油らーめん・つけ麺」、「肉味噌らーめん・つけ麺」を始め、多くのメニューは伝統の味を守り続けながら、定期的に新たな期間限定メニューを投入されてきたそうです。
コロナ禍前の2019年1月末に、にっさい本店は坂戸店との統合により閉店。その後コロナ禍となり、深夜2:00まで行っていた営業が制限され、それ以降は21:30までの営業を継続されてきました。
店主・石島さんは、ご自身では経営努力が足りなかったことが最大の要因とお話になられていましたが、コロナ禍になった瞬間に間違いなく生活習慣の変化から人流の変化が起こり、深夜帯の営業は今後厳しくなると感じられたそうです。
「元家うめのや」では、部活を行っていて22時以降しかアルバイトができない学生の支援ということで、部活を行っている学生を多く採用されてきたそうですが、深夜帯の営業が制限されたことで、人材の紡ぎも閉ざされてしまったとのことです。
いずれにしても3年継続することが難しいと言われている飲食業界で、約20年に渡り暖簾を守り続けたお店を閉店することは残念ではあるものの、時代の変化に合わせて迅速に進化することを一つの方針にされ、このような決断に至ったと話されていました。
最後に、「現在の営業時間は10:30〜14:30(ラストオーダー)、18:00〜21:30(ラストオーダー)です。全国津々浦々と、うめのやのらーめん・つけ麺を食べた方多くいらっしゃると思いますし、坂戸近辺にも多くいらっしゃると思います。最後にうめのやのらーめん・つけ麺をすすっていただければと思います。」とのことでした。
また、閉店されるにあたり、ホームページ上に通販サイト「さよならうめのや」を開設されたとのこと。”最後のすすりセール!”として、お得なセットや冷凍餃子、焼豚がラインナップされています。
お店の公式SNS(Twitter・Instagram・Facebook)では、閉店までのカウントダウンの模様をお伝えしていくとのことなので、そちらもぜひご覧ください。
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