【坂戸市】11月9日(土)まで一般公開中。移転して新しくなった坂戸消防署東分署を見学して来ました!

坂戸・鶴ヶ島消防組合では、11月9日の「119番の日」に合わせて11月3日(日)〜9日(土)9:00〜16:00まで、4つの消防署(坂戸消防署、東分署、西分署、鶴ヶ島消防署)の一般公開を行っています。東坂戸2丁目にあった坂戸消防署東分署は、2024年11月1日(金)より中小坂に移転し、消防業務を開始されました。今回は坂戸消防署東分署のご厚意により、新しくなった東分署の最新の設備を含め、なかなか見られない場所まで隅々と見学させていただきました。坂戸消防署東分署のみなさん、取材にご協力いただき、ありがとうございました。建物内は、市民のみなさまも利用する箇所と署員のみなさまが利用する場所を分けて、より利用しやすい造りにされたそうです。入り口を入るとすぐに目に入るのは、防火水槽のデザインマンホールの蓋。真ん中のマンホール蓋は、東分署の開署記念に作られたものとのことで、周囲が光る仕様になっているそうです。実際に、外の防火水槽にも使用されていました。入り口からすぐの防火相談室は防災訓練などの打ち合わせなどに利用され、会議室は東分署ではスペースの関係で行うことができなかった救急救命講習会の実施が検討されているそうです。災害が起こった際にはこちらの会議室を活用する予定とのことで、坂戸・鶴ヶ島市内の地図も設置されていました。署員のみなさんが利用する場所では、どこにいてもすぐに出動できるような動線の工夫がされていました。消防士さんや救急隊員さん達は24時間の2交代で勤務されているとのことで、個室の仮眠室やお風呂なども設置されています。食堂では食事を作って、みなさんで召し上がっているそうですよ。女性用スペースも設けられていました。トレーニングルームもあり、ここで筋トレやロープの結び方の練習をするのだそうです。2名分の荷物を収納できる回転式のロッカーも、普段はなかなか見ることのできない興味深い場所の一つ。こちらのスペースは1階の署員のみなさんが利用する場所の中央にあり、すぐ隣は消防車や救急車のある車庫。出動する場所を映すモニターがあり、支度をしながら確認を行い、すぐに出動できる動線になっていました。出動回数の多い救急車ですが、必要物品を補充しやすく、車庫のすぐ隣に位置することで、衛生面においても救急隊員のみなさんの安全面に考慮された造りになっています。一方、消防隊員の方々は、消火活動の際に有毒な物質を浴びることも多いそうで、有毒物質を取り除くことができるオゾン水を作る機械を導入し、こちらで防火服などを洗い、奥の洗濯機では防水加工までを行うことができる設備が新たに導入されたとのこと。指令室を兼ねた署員さんのみなさんが業務を行う部屋では、フリーアドレスのシステムを導入し、どの席でも仕事を行うことができるようにしているそうです。壁に向かった机の配置も、集中力を高める意図があるそうです。外には、ボルダリングなどの訓練設備をはじめ、災害現場などで活躍するドローンの練習コースや、自家発電機や給油機など、災害時に備えた設備も完備され、新しい東分署の中にはたくさんの新しい設備と署員のみなさんが働きやすい工夫が詰め込まれていました。みなさんの街を守る消防署の中がどんなふうになっているのか、みなさんも気になりませんか?普段はなかなか見ることができない貴重な機会です。みなさんもぜひ見学に行かれてみてはいかがでしょうか?最後に。新しくなった東分署では、緊急車両の出動時には、出入口の2箇所の電光掲示板に表示がされます。緊急車両が迅速に現場に向かえるよう、みなさまご協力のほどよろしくお願い致します。

●「坂戸・鶴ヶ島消防組合 坂戸消防署東分署」はこちらです

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